2024.02.06トレンド・ニュース
集患目的でホームページを開設された方は、SEO対策という言葉を耳にされた事があるかもしれません。SEO対策とは、検索エンジンで自院のウェブサイトを上位に表示させることを目的とした、施策全般のことを指します。しかしSEO対策をしっかりされていても、すぐに集患の実感を得ることは難しいでしょう。
一方でMEO対策を行った場合、「(地域名)の内科」や、「(検索する人の)近くのクリニック」で検索した時に、Googlemap等のマップエンジンに上位表示されます。この対策がうまくいけば、集患に即効性を期待できます。
ここではクリニックが行うべきMEO対策について解説していきます。
MEOとはMap Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の頭文字をとったもので、Google検索やGoogleマップの検索結果において、特定のビジネス情報を上位表示させるための施策です。
クリニックの場合、「地域名 + 専門科」など、集患率の高いキーワードで自院を上位表示させることができるため、認知度の上昇にも繋がり、集患に直結するでしょう。
新規の患者を獲得したいのに集患に繋がらない。こういったお悩みを持つクリニック様も少なくはありません。では、実際にMEO対策をすることでどういった流れで集患につながるのでしょうか。
まず、自分の症状に合った診察をしてもらいたいと考えGooglemapで検索する時、よく使われる検索キーワードは「地域名」+「診療科」のいう組み合わせになります。この方法で検索すると、Googlemap等のマップエンジンが表示されるケースが多いでしょう。
つまり、来院を目的とした人に自院を見つけてもらうには、マップエンジン上で検索されることが重要になっているのです。そのための施策が、クリニックにとってのMEO対策ということになります。
Googleの公式ヘルプサイトでは、MEOの掲載枠を含めたローカル検索結果について、ランキングが決定される仕組みを公表しています。
ユーザーの検索内容と検索結果の「関連性」「距離」「視認性の高さ」のバランスを考慮し、検索ランキングを決定しているようです。
「関連性」とは、検索されたキーワードが登録されてあるGoogleビジネスプロフィールとどれくらい合致するかの度合いを指します。
「距離」とは、検索したユーザーの位置から、検索結果に表示されたその特定の場所までの距離を指します。
「視認性の高さ」とは、どれくらいそのビジネスが認知されているかを指します。クチコミやホームページのWEB検索結果の順位、リンクや記事などが、視認性を評価される要因だと言われています。
地域性や患者の年齢層にもよりますが、MEOに対応することで集患に直結しやすいとわかりました。まずはGoogleビジネスプロフィールの内容を充実させ、口コミなどにも真摯に対応し、定期的に適切な情報を提供していくことが重要です。