2020.11.20成功するクリニック経営
スタッフ同士の団結力が高まらない。そんなお悩みを持つクリニックはありませんか?スタッフ同士のもめごとや気持ちの行き違いなど、人間関係の問題を抱えているクリニックも少なくないかもしれません。
そんな時はまず、交流の機会を増やしましょう。
今回は、スタッフが参加したくなるレクリエーションについて紹介します。
代表的なレクリエーションといえば、やはり社員旅行でしょう。業務に支障のないよう、日帰りから一泊二日程度の社員旅行が一般的です。
デイキャンプやBBQパーティー、スポーツ大会など、屋外で行うレクリエーションも好まれます。宿泊を伴わない手軽さも人気のポイントでしょう。
その他、ゲーム大会など、場所を問わずに短時間で行うことができる手軽なレクリエーションもあります。
病院の仕事は、緊張する場面も多く、ストレスが溜まります。気持ちよく働いていくために、時々はレクリエーションを取り入れ、ストレスを解消することが大切です。
毎日同じ場所で仕事をしていると、常に集中力を持続することが難しくなっていき、仕事がおろそかになったり、ケアレスミスを起こしたりします。日常から離れてリフレッシュすることで頭の中がすっきりし、気持ちにも余裕が生まれます。
同じクリニックで働いていても他職種の方とはなかなか会話をする機会がありません。見た目だけで「あの人は怖い人なのかも?」と思い込んでいる場合もあります。話し合う機会が増えることで、新たな情報を得たり、お互いの職種に対する理解にもつながります。
スタッフ同士の交流が深まることで、コミュニケーションが増え、業務の効率が向上することが期待できます。一人では対処できない問題も、他のスタッフと連携をとることで解決に向かうかもしれません。
レクリエーションの代表格ともいえる社員旅行。スタッフ全員で楽しむことが理想的ですが、実際には「参加したくない」との声も多く聞かれます。
では、どのような社員旅行が喜ばれるのでしょうか。
社員旅行中、全員が全ての行程で一緒に行動する必要はありません。例えば、観光地はバスで回りますが、そのあとは自由に行動する時間を作ります。気の合う人同士で行動する方がストレスも少なくなるでしょう。
社員旅行に参加したくない理由のひとつに、旅行先に興味がない、魅力がないといった声が聞かれます。事前に旅行会社に相談し、人気の旅行先やレジャー施設を教えてもらいましょう。また、スタッフにアンケートをとる方法も非常に有効です。
普段あまりできないような経験を取り入れたプランを作るのもいいでしょう。例えば、高級ホテルに泊まったり、レストランで食事をしたりする方法です。高級ホテルのスタッフは接客の訓練を受けているため、最上級のおもてなしを提供してくれます。その接客をクリニックでも活かせるような形にすれば、社員旅行の経験が、個人の成長にも繋がります。
仕事での疲労が蓄積すると、スタッフ一人ひとりがイライラしたり、患者へのサービスも低下してしまいかねません。スタッフに気持ちよく働いてもらうために、楽しいレクリエーションを企画してみましょう。なにより医師自身が楽しむことが、レクリエーションを成功させる最大の秘訣です。