高価な医療機器は広告に使える。患者さんを集めるために導入しませんか

2017.07.27開業準備

高価な医療機器は広告に使える。患者さんを集めるために導入しませんか

White MRI machine in empty hospital room

長い勤務医としての下積みがひと段落つき、開業資金が貯まったら開業しようと考えているお医者さんも大勢いると思います。

しかし、いざ開業するとなると、導入しなければならないものがたくさんあります。
開業資金は銀行等が融資してくれるかもしれませんが、無尽蔵にあるわけではありませんし、融資額が増えると借金が膨れてしまいます。限られた開業資金でどのようなものを優先して購入するべきなのでしょうか。

病院を知ってもらうためには広告でアピールすることが重要

病院を知ってもらう上で、広告は非常に大切な役割を果たします。しかし、駅などに設置できる広告は医療法によってかける項目が規制されています。

例えば、書いていい情報として、住所や医師の専門にしている診療科などは書くことができます。しかし、それ以上の、こんな治療が得意とか、こんな症状は任せてなどのことは書くことができません。

そのため、ほとんどの病院の広告は似たり寄ったりになってしまいます。では、どのように自分の病院のアピールをすればいいのでしょう。

医療機器は広告に乗せても問題はない

広告には様々な規制がされていますが、どんな設備があるかを載せることは問題ありません。そのため、高価な医療機器、例えばCTやMRIなどを導入することで、それらの機械を持っていることを広告に記載できます。

患者さんが病院を選ぶときに何を基準に選ぶかは様々ですが、できる検査内容や、医療機器の存在を確認してくる患者さんもいます。特に、CTやMRIがあると、普段の検診で異常があったときにすぐにとってもらえるという安心感があり、患者さんもそれを基準にして病院を選んでくれるかもしれません。
規制がされているため、なかなか自由に書けない広告ですが、医療機器をもせることはできます。医療機器を乗せることで、その医療機器を使った治療や診断を連想することができるので、そのような治療を専門にしているのかを暗に伝えることができます。

また、高額な医療機器は経営の安定や、将来性があることを示すため、患者さんも安心して通うことができます。そのような意味でも医療機器を広告に載せることは重要です。

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