集患に繋がる?クリニックのホームページの作り方とは

2023.11.22クリニック開業の心得

集患に繋がる?クリニックのホームページの作り方とは

今の時代、クリニックが自院のホームページを用意しておくことはマストだと言えます。しかし、ご自身でクオリティの高いホームページを作るには、専門的な知識と技術、そして時間が必要になります。多くの場合は、制作会社に依頼することになるでしょう。

今回は、ホームページ制作の流れや、費用の相場等を解説していきます。

クリニックのホームページ制作の流れ

一般的にホームページは以下のような流れで制作されます。

①どういったホームページにしたいか打合せ・お見積り

②ご契約後、ホームページの内容とデザインの方向性を具現化

③デザイン着手

④デザイン完成後、コーディング

⑤納品後、運営・更新

ホームページ制作会社にもよりますが、依頼をしてからホームページが完成するまで、一般的には一~三ヶ月かかるとされています。開業をお考えの場合、開業日とホームページ開設のタイミングについて、事前に制作会社の担当者に相談されておくといいでしょう。

ホームページ制作費用の相場

ホームページには主にテンプレート型とフルデザイン型の2種類があり、制作にかかる費用も異なります。

・テンプレート型の相場10万~15万

・フルデザイン型の相場100万~200万

クリニックのホームページ制作は、専門科にもよるのでピンキリですが、一般的な相場としては15万~50万程度だと言えます

ホームページを作るメリット

WEB予約が出来る

従来は電話予約や、直接来院して順番待ちをする必要があり、患者が自分の都合を優先することができませんでした。しかし今では、インターネットを利用して予約をしたり、順番待ちをしたりすることができるようになりました。

患者にとっては大変利便性が高く、新患の集患にも繋がりますし、スタッフが電話対応する手間も省け、院内の混雑の緩和も見込めます。ホームページはこのようなWEB予約システムの窓口となります。

お知らせや臨時休診の情報も事前に告知できる

学会や学校検診による休診や、予防接種の受付開始といったクリニックからのお知らせを、事前にホームページに掲載し、周知することができます。

また、やむを得ない臨時休診の場合も、ホームページに掲載することで、個々の問い合わせに対応する手間が省けます。

集患力と信頼度が上がる

クリニックを探す時、多くの人がインターネットで検索し、ホームページで事前に情報を収集します。クリニックで受けられる医療サービスや施設の紹介など、清潔感のあるデザインでホームページを作ることで、初めての患者にも良い印象を与えることができます。

トラブルを回避できる

例えば、自費診療での医療サービスを提供されるクリニックの場合、ホームページに料金表を載せておくことで、起こり得る料金トラブルも回避することができます。来院しにくい場所にあるクリニックの場合も、地図や目印を提示しておくことで、問い合わせやトラブルを減らすことに繋がります。

このように、事前に自院について知っておいてもらうことで、あらゆるトラブルを回避することができます。

専門性をアピールできる

より専門的な医療サービスを提供される場合は、ホームページで具体的に院長の考えやコンセプトも発信することができるので、近隣の方だけでなく、専門的な疾患でお悩みの遠方の方でも、来院するきっかけなるでしょう。

求人が無料で出来る

ホームページに求人(採用情報)を記載しておくことで、求職者から直接オファーを受けることもできれば、求人情報を求人サイトに載せる費用を抑えることができます。

まとめ

ホームページはクリニックの顔として、情報の内容やデザインも重要視されます。どこに依頼したらいいのかお悩みでしたら、クリニックのホームページを専門に扱う制作会社にご相談してみてはいかがでしょうか。

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