2023.07.07クリニック開業の心得
クリニックの開業直前になると、スタッフのユニフォームや備品といった、実際に稼働するための細かな準備が必要になります。開業前に慌てずに済むよう、必要最低限のものを、使用する場所別にご紹介いたします。
・診察机
・医師・患者用の椅子
・タイマー
・体重計
・血圧計
・ペーパータオル
・消毒用アルコール
・使い捨てマスク
・空気清浄機
・加湿器
・掃除用具
・ゴミ箱
・診察券入れ
・クリアファイル
・カレンダー
・時計
・筆記用具
・シュレッダー
・釣り銭トレー
・待合用椅子
・空気清浄機
・加湿器
・マガジンラック
・ゴミ箱
・ティッシュ
・非接触型体温計
・体温計
・受付台
・受付スタッフ用椅子
・受付側ラック
・傘立て
・テレビモニター
・玄関マット
・靴箱
・スリッパケース
・スリッパ(大小)
・靴ベラ
・手指消毒アルコール
・トイレ用スリッパ
・ハンドソープ
・手指消毒アルコール
・洗剤類
・掃除道具
・消臭芳香剤
・トイレットペーパー
・タイムカード
・タイムレコーダー
・ロッカー
・スタッフ用靴箱
・冷蔵庫
・電子レンジ
・掃除用具
・洗剤類
・テーブル
・椅子
・ユニフォーム
・名札
・空気清浄機
一般的に白衣を着用するイメージが定着している医療スタッフ。最近では動きやすい白衣も多くあります。またカラーも白だけではなく、ライトピンクやイエロー、アイスグリーンといった清潔感のある色が増え、多くの選択肢から選べるようになりました。小児科や耳鼻咽喉科などでは、白衣ではなくエプロンを採用しているクリニックもあります。
ユニフォームを決める上で最も大切なのは、清潔感です。医療従事者として身なりを清潔に整えることが、患者に信頼感と安心感を与えます。
また、同じクリニックのスタッフであることがするにわかるよう、ある程度の統一感を持たせることも大切です。看板やロゴに用いたカラーと合わせてユニフォームを採用するクリニックもあります。担当する業務によってユニフォームを色分けしたり、わかりやすい目印を使用したりするのもいいでしょう。
医療関係者用のユニフォームのカタログが数多く出版されており、通販のような形で手軽に購入することができます。ただし、カタログには何年も同じデザインの白衣が掲載されているわけではありません。次にまた同じユニフォームを買いたいと思っても、在庫がない状況も充分あり得ます。ユニフォームを選ぶ時は、先々に追加購入することも考慮して選択する必要があります。
着用した白衣は、一般的にはスタッフが各自持ち帰り自宅で洗濯するか、クリニック側でまとめてクリーニングに出しますが、レンタル白衣なら洗濯の手間なく、常に衛生的な白衣を借りて着用することができます。定期的にクリーニングされたユニフォームには安心感がありますが、コストがかかるのが難点です。
この記事では、クリニック開業時に準備しておくべき必要最低限な備品をご紹介しました。この他にも、専門科によって医療用の備品も必要になりますので、医師と看護師で診療に必要なものを書き出して、万全の準備をしていきましょう。
開業してから実際によく使用するものが判明し、備品の追加購入が必要になることもあるでしょう。そのため、初期の備品投資費用は多めに算出しておいた方がいいでしょう。