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2014.03.23セミナーレポート

じほう 調剤報酬改定セミナー

じほう社 主催のセミナーに参加してきました。
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 じほう主催セミナーは、ただ単に点数改定の説明だけでなく厚労省の方が、どのような経緯でこういう形の(点数)改定になったか説明があるので勉強になります。
 今回のセミナーは厚労省の方の講演以外は終始、在宅医療がテーマでした。
急性期病院の長期入院点数削減や少子高齢化に伴い数年前から施設系住宅が急増してきました。医療機関も外来患者数伸び悩みの中、こぞって施設系住宅への訪問診療を強化してきているのが現状でもあります。
 今までは、在宅時医学総合管理料が4200点あり訪問診療が収入の柱になっていた医療機関も少なくありませんでした。
しかし今回の改正で4200点→1000点に大幅削減になり施設訪問を辞退し外来診療へシフトする医療機関も出てきています。
 国の考えとしても確かに施設系は患家一軒一軒訪問するより効率も良く2時間もあれば15~20人程度の入居者さんを診察できるため点数削減は致し方ないと思いますが、それにしても下がりすぎではないかという声もあります。継続して訪問診療される医師の中には今までの2倍以上の担当患者を受け持つ事で点数削減部分をカバーしようとも考えています。
 薬局においても在宅患者訪問薬剤管理指導の見直しがあり保険薬剤師1人につき1日5回(5人)に限り算定することと縛りがついています。今後在宅医療の充実を図られたいと考える割には矛盾している点もあるなぁ…と感じてしまうのは、私だけでしょうか?
 ただ言える事は、ありきたりの診察や投薬ではなく、患者さんの生活(QOLの向上)と疾病に着目し互いの専門性を熟知した他職種協働ケアが在宅医療の中心になる事は間違いないなと感じたセミナーでした。