2013.07.20仕事
今回のテーマは「在宅医療におけるチームケアの実践・今後の在宅医療の展望」「在宅歯科の現状と参入の留意点」「DPC/PDPSの概要と経営改善への応用」etcです。
昨今の開業医に対しての厳しい診療報酬体系の改定による外来患者減少・経営悪化から抜け出すには、在宅医療への参入は一つ大きな手掛かりになると思われます。
しかし外来診療との両立、24時間連絡体制、往診に必要なスタッフや車、物品管理など厳しい経営環境の中で一から用意することは極めて大きなリスクとなりえます。
そんな中、
①複数医師による診療、在支病との連携
②看護・介護等の事業等は地域のリソースを使う③多職種連携(チーム医療の充実)などにより外来診療と両立させ患者増・売上増に繋がったケースの成功事例や在宅歯科を開始するにあたって整備すべき用具や体制づくりについての講演がありました。
医科・歯科ともクリニックは年々増加の一途をたどっており開業にあたっては、在宅診療は他のクリニックと差別化図るためにも必要な条件になってくると思われます。来春には診療報酬改定が控えており患者負担の増加、消費税アップなど益々、医療における経営環境は厳しさを増してくると思います。その中で唯一、在宅における点数は評価されてきます。