2018.02.05仕事
「回復期機能への病床転換成功事例、病床再編を軸とした経営改善コンサルティング技法」何やら難しいお題ではありますが、医業経営コンサルタント協会主催の3日間集中研修に参加してきました。参加者は税理士、会計士、金融機関の方々、設計士など全国で活躍されている医療に精通したコンサルタントの方々です。今年の4月には医療、介護の同時改定もあり、特に今後の急性期の病院経営についても講義があり今後のコンサル業務に生かせる内容でした。病院の在院日数が減少する中、病院の生き残りとして退院時共同カンファレンスの必要性、取り組み方法…在宅支援診療所の拡大→入院患者数の削減→医療費の抑制など在宅医療に取り組まない開業医の診療報酬の抑え込みなど、現状の開業医、病院にはマイナスな改定ではありますが、取り組み一つで収益も大幅に改善する今回の改定かなと感じています。また演習方式として実際の病院(外来、入院)の収支経営指標をもとにコンサルタントの方々と黒字化経営に向けてのディッスカッションも行い、今後係わるであろうクリニック、病院の経営サポートにも大変勉強になった集中研修でした。今後もさらに知識向上に努めクライアントによりよい情報を提供していきたいと考えています。