国際福祉機器展2017に見る医療・介護連携

2017.10.01仕事

国際福祉機器展2017に見る医療・介護連携

9/27(水)~9/29(金)の期間、2017_exhibit_3rd_a-001

東京ビッグサイトにて国際福祉機器展2017が開催されました。

 

 

ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した福祉車両まで世界の福祉機器を一J012392501堂に集めた、アジア最大規模の国際展示会です。

ここ最近のトレンドは、介護現場でのIoT(モノのインターネット)の活用ではないでしょうか。

IoTの技術は、特に見守りサービスで効果を発揮します。
例えば、高齢者施設でベッドにセンサーを設置して、利用者の動きがスタッフのスマートフォンにより把握できることにより、夜間の徘徊を監視することなどができます。

介護現場での人材不足が深刻な問題となる中、介護ロボットやIoTやICTの技術による業務効率を改善する動きが進んでいます。

平成30年には医療・介護ダブル改定があります。
平成28年改正に続き、医療・介護連携のレベルアップを促す政策や、連携を後押しする報酬項目が相次いで実施されていくと予想されます。

患者さんや地域住民に質の高い効率的な医療・介護・福祉サービスを提供する為には「かかりつけ医」としての自院の機能を明確にすることが必要です。

患者さんの為の連携であることを肝に銘じ、求められる役割を果たして行くことがクリニック経営に必要となるのではないでしょうか。