身元保証支援事業について

2019.12.09仕事

身元保証支援事業について

弊社で運営する身元保証支援事業についてご紹介します。一般社団法人「結虹の杜」を設立し、11月1日より事業を開始しました。

福祉施設や民間賃貸住宅、老人ホームなどへの入居や病院への入院時には「身元保証人」が必要となります。

身元保証人の役割としては以下のようなものがあります。

~経済的保証~

介護施設に入所したり、病院に入院する際に必ず発生するのが料金の支払いです。

入院費や家賃、食費などの月額利用料の支払いが万が一遅れてしまった場合、「連帯債務」の責任がある人に、これらの支払いを求めることができます。

 

~緊急時の連絡先として~

高齢になり、持病を持っていたり介護を必要としたりする場合、必ず体調の急変や事故などのリスクが高まります。

また、年齢を重ねると認知症などにより判断能力の低下が生じ、医療処置や介護方針を選択する際に、本人が意思決定できないケースも少なく有りません。

急変時や事故の際の緊急連絡先として、もしくは本人の意思決定が難しくなった場合に判断を支援する存在として、身元保証人に意見を求められることになります。

 

~死亡後の手続きや身柄の引き取り~

病院に入院中や老人ホームなどに入所中、寿命などにより万が一死亡してしまった場合、ご遺体の引き取りや葬儀の手配などを、身元保証人(身元引受人)が行うことになります。また、病院や施設から退去する際の荷物の引き取りや、医療費や利用料の未払い分を清算する役割があります。

 

高齢化率の増加に伴い、頼りにできる家族のいない高齢者が増えており、身元保証のニーズは高まっています。

 

山梨県内で初の事業化であり、新聞にも掲載されました。

 

医療・介護・福祉のシームレスな連携が求められており、それを構築するための事業と考えています。